研究者一覧
- シニアリサーチフェローSenior Research Fellow
- 中邑 賢龍NAKAMURA Kenryu
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2024 Master Book (PDFファイル:748KB)
略歴
1984年 3月 | 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位修得退学 |
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1984年 4月 | 香川大学教育学部助手 |
1986年10月 | 香川大学教育学部助教授 |
1992年 3月 | カンザス大学・ウィスコンシン大学客員研究員(-1992年12月) |
1996年 3月 | ダンディ大学客員研究員(-1996年10月) |
2005年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター特任教授 |
2008年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター教授 |
2022年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター シニアリサーチフェロー |
研究分野
ICT(情報コミュニケーション技術)は情報伝達の効率化や蓄積という点において我々に多くの恩恵をもたらしたが、その一方で、社会速度の増加や溢れる情報に対処出来ない人が不適応に追い込まれ、うつ病、未就労者、自殺など社会問題と結びつく社会の新しいバリアを産み出している。
この研究室では技術を組み合わせていかにこのバリアを打ち破っていくかをテーマとしており、新しい技術 開発よりもむしろ身の回りにあるテクノロジー(アルテク)をいかに利用するかに焦点を当て、当事者も参加したリアリティある研究を特徴としている。
しかし、技術で個人をエンパワメントするだけではバリアフリーな社会は実現できない。社会の多様性への理解、 技術利用を前提とした社会制度の設計なども合わせて行う必要がある。そこで、心理学・工学・教育学・リハビリテーション学だけでなくデザインや芸術などの研究者も参加し、学際的、社会活動型アプローチによりバリアフリー社会の実現を目指している。
この研究室では技術を組み合わせていかにこのバリアを打ち破っていくかをテーマとしており、新しい技術 開発よりもむしろ身の回りにあるテクノロジー(アルテク)をいかに利用するかに焦点を当て、当事者も参加したリアリティある研究を特徴としている。
しかし、技術で個人をエンパワメントするだけではバリアフリーな社会は実現できない。社会の多様性への理解、 技術利用を前提とした社会制度の設計なども合わせて行う必要がある。そこで、心理学・工学・教育学・リハビリテーション学だけでなくデザインや芸術などの研究者も参加し、学際的、社会活動型アプローチによりバリアフリー社会の実現を目指している。