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1月30日 第6回先端研セキュリティ・セミナーを開催

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2019年5月10日

1月30日に、第6回先端研セキュリティ・セミナーが開催されました。イスラエルのハイファ大学国家安全保障研究センター所長のダン・シュエフタン博士(Dr. Dan Schueftan, Director of the National Security Studies Center at the University of Haifa)をお招きし、"Israeli Moments of Truth: What Did National Security Advisor Do from the Oslo Accords to the Separate Peace?(イスラエルの真実の時 国家安全保障のアドバイザーはオスロ合意から分離による平和に至るまで、何をしたのか?)"と題した講演を開催しました。

シュエフタン博士は、イスラエルの首相・閣僚が、国家安全保障上の危機的な局面においてどのような認識のもとで、どのような根拠に基づき、いかなる判断を下してきたのか、歴代首相の戦略アドバイザーとしての経験から回顧しました。また、現在のイスラエルの直面する脅威としてのイランの台頭についても博士の意見を述べました。

司会・討論者の池内恵教授との間に、中東の国際秩序の再編と、地域大国・強国の相互関係をめぐる踏み込んだ議論が交わされたほか、関係官庁やシンクタンク、中東に関与する民間企業や新聞社・通信社、現地経験の長い専門家・実務家が多く集まり、関係各国の大使館員も加わって活発に議論を交わし、シュエフタン博士と知見を共有しました。「チャタムハウス・ルール」で行われている先端研セキュリティ・セミナーならではの、政策決定の内側の視点を含んだ、率直な議論が展開されました。

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