1. ホーム
  2. ニュース
  3. 先端研ニュース
  4. 一号館三米風洞が一般財団法人日本航空協会の「重要航空遺産」に認定

一号館三米風洞が一般財団法人日本航空協会の「重要航空遺産」に認定

  • 先端研ニュース

2019年2月6日

先端科学技術研究センター一号館には、東京帝國大学航空研究所(航空研究所)が関東大震災後の駒場地区に移転された際、最初に建設された木製風洞(通称:三米風洞、1930年実験開始)があります。完成当時は国内最大規模の風洞実験施設でした。

長距離飛行世界記録を作った航空研究所長距離機(通称:航研機)や国産旅客機YS-11等の設計に関わった、日本の航空史を語る上で極めて重要な風洞です。同時に、自動車、鉄道、船舶、建築物、スポーツなどの研究にも活用され、我が国の産業および文化の発展に貢献してきました。

この三米風洞が、歴史的文化的に価値の高い航空遺産であるとして、一般財団法人日本航空協会より、「重要航空遺産」の認定を受けました。

2019年1月25日に認定証授与式が行われ、一般財団法人日本航空協会の野村吉三郎会長より先端研中村尚副所長に認定証と記念プレートが授与されました。

中村副所長と野村会長
認定授与式 先端研 中村 尚 副所長(左)、日本航空協会 野村 吉三郎 会長(右)
出席者記念写真
出席者による記念撮影
中村先端研副所長、東名誉教授、野村会長
認定式終了後、風洞の前で当時の航空機実験について説明を行う 東 昭 名誉教授(写真中央)
ページの先頭へ戻る