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尾道ベッチャー祭における人流測定の実証実験を実施

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2022年11月7日

11月3日(木)、数理創発システム分野の谷田桜子助教とフェリシアーニ クラウディオ特任准教授が、JST未来社会創造事業「個人及びグループの属性に適応する群集制御」の取組として、尾道ベッチャー祭における人流測定の実証実験を行いました。
尾道市では、令和2年11月9日に「庁内デジタルファースト宣言」を行い、地域課題の解決、豊かな市民生活の実現に向けて、スマートシティを推進しています。

【実証実験の概要】
商店街に設置した測定装置で、通行者の所持するスマートフォンなどのBluetooth機器数と各機器の通信強度を測定することにより、尾道ベッチャー祭のベタ・ソバ・ショーキ・シシの巡行に伴う人々の移動を把握します。また、本実証実験の結果から、当該測定技術の改善を図るとともに、群集マネジメントの研究に活用します。

【実施場所】
 尾道本通り商店街(測定装置は約50m間隔で、22個設置予定)

【西成研究室】
様々な場所に現れる「渋滞」現象のメカニズムを物理学的な視点から研究しています。対象は車だけに限らず、細胞内蛋白質やアリ、人間の群集や物流など多岐に渡ります。
研究室のホームページ:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tknishi/別ウィンドウで開く

【JST未来社会創造事業「個人及びグループの属性に適応する群集制御」】
群集事故が発生するリスクを大幅に低減するため、人の流れの滞留発生メカニズムを解明し、効果的に人の流れを誘導する手法の確立を目指す研究プロジェクトです。
詳細:https://www.jst.go.jp/mirai/jp/program/safe-secure/JPMJMI20D1.html別ウィンドウで開く

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