研究者一覧
- 特任准教授Project Associate Professor
- フェリシャーニ クラウディオFELICIANI Claudio
- 数理創発システム 分野
- felicianig.ecc.u-tokyo.ac.jp
- URL
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2022 Research Book (PDFファイル:1.2MB)
略歴
2007年10月 | スイス連邦工科大学 工学部機械工学科卒業 |
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2010年 6月 | 三菱電機株式会社(先端総合研究所)インターン |
2010年10月 | スイス連邦工科大学 大学院工学系研究科原子力専攻修士課程修了 |
2011年 5月 | MAIN Switzerland スイス エンジニア |
2011年12月 | 三菱電機株式会社(先端総合研究所) エンジニア |
2017年 9月 | 東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻 博士課程修了 |
2017年10月 | 東京大学先端科学技術研究センター 特任助教 |
2020年7月 | 東京大学先端科学技術研究センター 特任准教授 |
2023年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科 特任准教授 |
研究分野
幅広い分野をカバーし、さまざまな視点で問題を検討することで、複雑なシステムのダイナミクス研究を行なっております。
流体力学から始めましたが、現在では社会、文化、人間の性質への興味が、歩行者の交通と群集の力学さらに流動運動と群集心理学の交差点に関する研究に変化しています。
これまでの研究のほとんどは、群集の管理と交通全般に焦点を当てており、車や自転車による輸送も網羅していました。
最近では、環境が人間の動きや人口動態にどのように影響するかを知るために、都市学、認知科学、心理学にも関心を広げています。さらに、動物の動態、特にカニやミツバチなどの集団行動を示すものの研究も始めました。
フィールド観察、制御された実験、数理計算、数値シミュレーション、仮想現実(バーチャル・リアリティ)、アンケートなど、いくつかの方法を使用して、最も適切な視点で各問題に関連するあらゆる側面を調査しています。
また、国内外の大学や民間のパートナーとのコラボレーションにも積極的に取り組んでおり、協力者のネットワークを拡大、多様化できるように活動しています。
受賞
- 2018年3月 東京大学工学系研究科長賞(研究)
キーワード
複雑系、歩行者、交通、群集、数理計算