ケンブリッジ大学クレアホールの新棟完成に先端研が貢献
- 先端研ニュース
2010年12月7日
先端研は、2005年にケンブリッジ大学クレアホールと協定(Memorandum of Understanding)を締結し、包括的な相互交流を図っています。
今般、先端研も含めた複数のアジアの大学等の支援によって、新たに国際交流のための新棟(Salje Building)が完成したことから、中野所長がその開所式に招かれました。この新しい建物は、学生及びVisiting Fellowの宿泊施設として使用される予定になっているとのことです。
先端研は上述のMOUにより、研究者をVisiting Fellowとして優先的に派遣出来る権利を有しています。これまで橋本毅彦教授(科学技術論)、藤井眞理子教授(ファイナンス)、池内恵准教授(イスラム政治思想)の3名が3ヶ月~6ヶ月程度の長期にわたってクレアホールで活発な研究活動を行ってきました。
この新棟の完成により、クレアホール及びケンブリッジ大学と先端研との交流がさらに発展することを期待しています。
開所式にて(左:中野所長)
Salje Building