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日仏新エネルギー連携研究拠点オフィス 「LIA Next PV」 開所式を催行

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2012年10月5日

東京大学先端科学技術研究センター(中野義昭所長)は10月5日、フランスの国立科学研究センター(CNRS)と次世代太陽光発電技術を中心とした新エネルギー研究開発連携拠点オフィス 「LIA Next PV 」の開所式を先端研環境エネルギー研究棟内において行いました。
本拠点は、本年5月24日に締結された先端研およびCNRS間の包括的連携協定に基づき開設されたもので、今後、フランス人の専任コーディネーターが常駐し、太陽光発電のみならず、太陽光を利用した蓄エネルギーやバイオエネルギーなども視野に入れた総合的新エネルギー研究拠点の形成を目指し、学内外の研究者、研究機関との連携活動を積極的に展開していきます。また、この包括的連携協定は東京大学-CNRS間の全学協定の下に位置づけられるもので、同様に全学協定の下に設置される日仏連携研究拠点として、このLIA Next PVは、生産技術研究所のLIMMS、情報理工学系研究科のJFLIに続き、3番目に開設される拠点となります。
開所式には、フランス研究・高等教育省 Roget GENET 局長、CNRSのMinh-Ha PHAM DELEGUE部長をはじめとする政府、CNRS関係者8名が列席しました。また、上述のとおり、全学協定の枠組みの下で進められた取り組みのひとつであることから、東京大学を代表して清水孝雄副学長、ならびに、先端研に先駆けて拠点を設置し日仏連携協力を積極的に推進してきた部局を代表して、生産技術研究所 中埜良昭所長および情報理工学系研究科 萩谷昌己 研究科長にもご列席をいただき、東京大学側からも総勢20名強が参加する学内横断的なイベントとなりました。
開所式冒頭のスピーチにおいて、新エネルギー技術への期待や、今回の拠点開設によって今後さらに東京大学-CNRS間、ひいては日仏間の先端的・革新的分野の研究協力の強化が望まれることなどがそれぞれの来賓より述べられました。また、各拠点を代表する教員より日仏連携活動に係る研究内容が紹介されました。その内容に対しては、フランス側参加者より、「東大の実施する研究内容の水準の高さに強く感銘を受けた。今後の研究活動の更なる充実化に期待する」旨のコメントが寄せられました。

図1
冒頭、列席者代表5名によるスピーチが行われた。

図2
新たに開設されたLIA Next PV オフィス前で記念撮影

図3
動画および一部試作品等も利用し研究内容を紹介
 
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