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2014年12月の先端研

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2014年12月26日

12月05日 駒場リサーチキャンパス・冬の環境整備

夏と冬の年2回行われる駒場リサーチキャンパスの大掃除。当初は前日の4日を予定していましたが、雨のため5日に行いました。この季節は、キャンパス内の銀杏が色づき、働く人も訪れる人も素敵な景色を楽しめます。寒い中、足下に敷き詰められた黄金色の銀杏の葉を、研究者、学生、職員が一体となって掃除をする風景も、なかなか素敵な絵になっていました。参加者には、西村幸夫所長よりあたたかい飲み物のプレゼントもありました。

大掃除の様子
12月10日 異才発掘プロジェクト「ROCKET」開校

異才を発掘し継続的にサポートすることで、将来の日本をリードしイノベーションをもたらす人材を養成する異才発掘プロジェクト「ROCKET」の開校式が先端研にて行われました。
中邑賢龍教授(人間支援工学)は報道関係者に向けて「ユニークな子を“育てる”のではなく、“潰さない”ためにどうするか。今の学校システムの否定ではなく、学びの多様性、突き抜けた子が育つ社会を目指す」と話し、日本財団の笹川会長は開式の言葉として「今回のプロジェクトは初めての試みであり、ここがスタート。さまざまなことがあるだろうが、このユニークな教育の試みがうまくいくよう力を尽くしたい」と語りました。
当日は、約600人の応募者の中から選ばれた異才の子どもたち15名に、高橋智隆特任准教授(人間支援工学)によるトップランナー講義も行われました。

「ROCKET」開校
12月11日 島根県立浜田高等学校が先端研リサーチツアーに参加

今年最後のリサーチツアーで島根県立浜田高等学校が先端研を訪れ、MEMSの研究を行う年吉研究室(極小デバイス理工学)と昆虫ロボットでおなじみの神崎研究室(生命知能システム)を見学しました。
年吉研究室では、スマートフォンやゲーム機などに組み込まれているセンサの研究を紹介。クイズ形式ながら現役の東大生でも正解率の低い問題も含まれ、必死に考える姿が…。その後、年吉研究室でのデモを見学しました。 神崎研究室(生命知能システム)の見学では、カイコガの神経を可視化するデモや実物の昆虫ロボットを目の当たりにして、興味津々の様子でした。
おみやげに、浜田高校のOBが作っているという浜校マーク入り「浜高せんべい」をいただきました!

浜田高等学校が先端研リサーチツアーに参加
12月13日 ひらめき☆ときめきサイエンス開催

日本学術振興会委託事業「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~」のプログラム「ロボットで探る昆虫の感覚と脳と行動の不思議」が神崎研究室(生命知能システム)にて開催されました。
このイベントは、研究機関で行う最先端の科研費研究の成果について、研究者が体験・実験・講演プロデュースを行い、子どもたちが直に見る・聞く・触れることで科学の面白さを感じる場を提供するものです。 中高生を対象にした神崎研究室のプログラムは、2013年にひらめき☆ときめきサイエンス推進賞に選ばれた人気のプログラムで、今回は多数の応募者の中から42名が選ばれました。昆虫の行動実験、脳の解剖、昆虫ロボットを通して、昆虫の秘められたパワーを知った子どもたちは、終始興味津々の楽しい笑顔を見せていました。

ひらめき☆ときめきサイエンス開催
12月15日 台湾工業技術研究院が福島研究室を訪問

人をサポートする技術、安全に関する技術などについての研究成果視察のため、台湾の国立研究機関である台湾技術研究院ほか関係者10名が福島研究室を訪問しました。
福島智教授(バリアフリー)が「私たちの研究室は技術開発をしているわけではありません。技術開発を行う上での考え方、注意すべきことなどを技術開発を行う皆さんと研究しています」と研究概要を説明すると、台湾技術研究院経済部部長は「福島研究室の研究成果からは私たちが学ぶことがたくさんある」と話しました。
その後、熊谷晋一郎特任講師より先端研の概要説明が行われ、東大バリアフリー支援室の陳さん、大河内直之特任研究員などが研究内容について説明しました。

福島研究室
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