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HPCI戦略プロジェクト「創薬応用シミュレーション」研究紹介

  • 先端研ニュース

2016年3月29日

HPCI戦略プログラムは、革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)を活用し、画期的な成果の創出、計算科学技術の飛躍的な発展を目指す 文部科学省のプログラムです。 HPCI戦略プログラム分野1課題2「創薬応用シミュレーション」(代表:システム生物医学分野 藤谷秀章 特任教授)研究チームで、疾病の標的タンパク質の働きを抑える 新規化合物や抗体医薬品の創出に資する研究に取り組む山下雄史特任准教授と篠田恵子特任助教のインタビュー映像が公開されています。

【研究者に聞くVol.4 計算機シミュレーションで探る新しい薬づくり】

https://www.youtube.com/watch?v=aVSIoNy4158別ウィンドウで開く

HPCI戦略プロジェクト「創薬応用シミュレーション」について

多くの医薬品はタンパク質を標的としており、より効果的な薬を見つけ出すためには、生体内の標的タンパク質と強く相互作用する化合物(リガンド)を探し出す必要があります。 私たちは、スーパーコンピュータ「京」を用いた分子動力学計算により、標的タンパク質と薬の候補である化合物を含む系のシミュレーションを行っています。 タンパク質と化合物間の結合の強さを精密にそして高速に計算し、標的タンパク質だけに強く作用する新しい化合物を設計することにより、 短時間で効率よく低分子医薬品を開発することをめざしています。

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