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科学技術論・科学技術政策分野 元橋研究室

データアナリティクスによるイノベーションの解明と科学技術政策への実装

サイエンス経済:科学的知識とイノベーションの協創、エコシステムの形成

産業のイノベーション・プロセスにおいて科学的知識の重要性が高まっています。例えば、ゲノム・サイエンスは医薬品産業の研究開発プロセスを大きく変化させ、AI、ロボティックスなどの分野ではアカデミック研究と産業化(イノベーション)が同時に進展しています(サイエンス経済の深化)。当研究室では学術論文、特許データなどから構築された大規模データベースを用いて、サイエンス経済に関する実証分析を行い、科学技術政策への実装を行っています。具体的なテーマとしては、

  • サイエンスとイノベーションの協創:新しい大学の役割と産学連携政策のあり方
  • AI/ビッグデータ/IoTと、プラットフォームビジネスの研究
  • サイエンスイノベーションのグローバル競争(米国、中国等との比較)、シリコンバレー・深センを中心とした地域エコシステムの研究

科学技術イノベーション政策の研究

科学技術イノベーション政策の立案の資する以下の実証研究を行っています。

  • 研究開発プロジェクトの国際化に関する研究
  • 知的財産制度と競争政策の関係に関する実証研究
  • 研究プロジェクトに対する公的補助、オープンサイエンスの研究

イノベーション実証研究のためのビッグデータアナリティクス

イノベーション研究の基礎的な技術開発として、学術論文や特許情報などの大量データを用いて、データベースの構築、技術トレンドの発見などの研究を行っています。深層学習などの最新の情報工学を用いて、技術文書の自然言語処理を多言語環境(日本語、中国語、英語、タイ語など)で行っていることに特徴があります。

  • 科学・技術・産業の共起化指標フレームワーク

    科学・技術・産業の共起化指標フレームワーク

  • 深センの地域イノベーションエコシステム

    深センの地域イノベーションエコシステム

  • 技術マッピングと大学特許の特性(特許情報の自然言語処理)

    技術マッピングと大学特許の特性(特許情報の自然言語処理)

メンバー

  • 元橋 一之 教授
  • 専門分野:技術経営戦略、グローバル経営戦略、科学技術政策、書誌情報学

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