1. ホーム
  2. 研究について
  3. 科学技術論・科学技術政策分野 元橋研究室

科学技術論・科学技術政策分野 元橋研究室

データアナリティクスによるイノベーションの解明と科学技術政策への実装

サイエンス経済:科学的知識とイノベーションの協創、エコシステムの形成

産業のイノベーション・プロセスにおいて科学的知識の重要性が高まっています。例えば、ゲノム・サイエンスは医薬品産業の研究開発プロセスを大きく変化させ、AI、ロボティックスなどの分野ではアカデミック研究と産業化(イノベーション)が同時に進展しています(サイエンス経済の深化)。当研究室では学術論文、特許データなどから構築された大規模データベースを用いて、サイエンス経済に関する実証分析を行い、科学技術政策への実装を行っています。具体的なテーマとしては、

  • サイエンスとイノベーションの協創:新しい大学の役割と産学連携政策のあり方
  • AI/ビッグデータ/IoTと、プラットフォームビジネスの研究
  • サイエンスイノベーションのグローバル競争(米国、中国等との比較)、シリコンバレー・深センを中心とした地域エコシステムの研究

科学技術イノベーション政策の研究

科学技術イノベーション政策の立案の資する以下の実証研究を行っています。

  • 研究開発プロジェクトの国際化に関する研究
  • 知的財産制度と競争政策の関係に関する実証研究
  • 研究プロジェクトに対する公的補助、オープンサイエンスの研究

イノベーション実証研究のためのビッグデータアナリティクス

イノベーション研究の基礎的な技術開発として、学術論文や特許情報などの大量データを用いて、データベースの構築、技術トレンドの発見などの研究を行っています。深層学習などの最新の情報工学を用いて、技術文書の自然言語処理を多言語環境(日本語、中国語、英語、タイ語など)で行っていることに特徴があります。

  • 科学・技術・産業の共起化指標フレームワーク

    科学・技術・産業の共起化指標フレームワーク

  • 深センの地域イノベーションエコシステム

    深センの地域イノベーションエコシステム

  • 技術マッピングと大学特許の特性(特許情報の自然言語処理)

    技術マッピングと大学特許の特性(特許情報の自然言語処理)

ミニコラム
経済産業省(METI)で職員として働いた後、2002 年にアカデミックに転身しました。以来、科学技術政策に関するさまざまな研究プロジェクトに携わってきました。私の研究アプローチは、イノベーション活動に関する科学的理解を探求すること、すなわち新製品・サービス開発における技術リスクと市場リスクを管理することです。イノベーション研究に対するこの科学的アプローチについては、以下のYouTube をご参照ください。

https://www.youtube.com/watch?v=bDUVif7I7ro 別ウィンドウで開く

メンバー

  • 元橋 一之 教授
  • 専門分野:技術経営戦略、グローバル経営戦略、科学技術政策、書誌情報学
  • 助教 ハゼム モハメッド アミール
  • 助教 林 汇亨

研究室ホームページ

関連タグ

ページの先頭へ戻る