研究者一覧

- 教授Professor
- 西成 活裕NISHINARI Katsuhiro
- 数理創発システム 分野
- 寄付研究部門 先端物流科学
- tknishi
mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
- Tel
- 03-5452-5287
- FAX
- 03-5452-5287
- URL
略歴
1995年 3月 | 東京大学工学系研究科博士課程修了 |
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1997年 4月 | 山形大学工学部 助教授 |
1999年 4月 | 龍谷大学理工学部 助教授 |
2005年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科 准教授 |
2009年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科 教授 |
2009年 7月 | 東京大学先端科学技術研究センター 教授 |
2023年 4月 | 東京大学大学院工学系研究科 教授 |
研究分野
数理科学を基盤とした複雑システムにおける創発現象の解明と応用を目指す。特に自己駆動粒子という視点から、その集団運動の流れと渋滞について分野横断的な渋滞学的研究をする。対象として車、人、アリ、物流からインターネット、そして生体内などの流れを考え、流れが不安定化する現象を一種の相転移現象として扱う。理論、シミュレーション、実験や観測をすべて同じ重みで取り組んでいく。これにより複雑な非線形システムのより良い数理モデルの構築を目指す。
そして厳密な数理の実社会応用を考え、真に持続する創発的な社会システムの達成と新たなイノベーションを提案していく。関心のあるテーマとして、車の渋滞吸収走行の理論と実践、公共施設での群集流動と避難挙動、交通流と圧縮性流体力学の関連、蟻などの生物の集団行動と創発、組織論と企業の生産性、ネットワーク内での物流と渋滞粉粒体と高密度の自己駆動粒子の関連などがある。
そして厳密な数理の実社会応用を考え、真に持続する創発的な社会システムの達成と新たなイノベーションを提案していく。関心のあるテーマとして、車の渋滞吸収走行の理論と実践、公共施設での群集流動と避難挙動、交通流と圧縮性流体力学の関連、蟻などの生物の集団行動と創発、組織論と企業の生産性、ネットワーク内での物流と渋滞粉粒体と高密度の自己駆動粒子の関連などがある。
キーワード
数理物理学、渋滞学