研究者一覧
- 特任講師Project Lecturer
- 大津山 堅介OTSUYAMA Kensuke
- 減災まちづくり 分野
- 異分野連携ラボ 地域共創リビングラボ
- otsuyamacity.t.u-tokyo.ac.jp
- URL
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2024 Master Book(減災まちづくり分野) (PDFファイル:886KB)
2024 Master Book(異分野連携ラボ 地域共創リビングラボ) (PDFファイル:939KB)
略歴
2005年 3月 | 関西学院大学総合政策学部 卒業 |
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2005年 4月 | 株式会社一条工務店 |
2016年 3月 | 京都大学地球環境学舎環境マネジメント専攻 修了 |
2018年 7月 | イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 客員研究員(フルブライト奨学金) |
2020年 3月 | 京都大学工学研究科建築学専攻博士課程 修了 |
2020年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター 特任助教 |
2023年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター 特任講師 |
研究分野
研究概要
地区や都市スケールにおける個人 (Agent) と社会構造 (Structure)のと相互関係に立脚し、災害復興期における居住地選択、住まい方、生業・資産を含めた生存戦略に関心があります。国内に加え災害が多発するASEAN諸国や北米の事例にも目を向け、気候変動を踏まえた自然環境負荷低減を可能にする復興の在り方を探り、事前復興(事前防災)の概念論・制度論・手法論の展開を目指しています。
具体的な関心領域
撤退と再自然化を含めた気候変動適応策と居住地選択
人新世にある現代において、かつて居住可能だった土地から離れざるをえない人々も生じるなど自然と人間の距離の再定義が求められています。被災後の移住定住選択では、自らの選択によって移住が可能な属性(Mobility)、自らの選択による定住選択を行う属性(Immobility)、移住したくても動けない属性(Trapped Populations)、留まりたくとも移住を強いられる属性(Forced Displacement)が見られ、これら属性毎の居住地移転選択を紐解き、気候変動適応策を加味した土地利用、防災、復興の計画論の構築を目指しています。
受賞
- 2021年 6月 日本都市計画学会 論文奨励賞(博士論文)
- 2022年 3月 第24回日本災害情報学会 学会大会優秀発表賞
キーワード
居住地移転、都市計画、災害復興、撤退と適応