研究者一覧
- 教授Professor
- 菅 裕明SUGA Hiroaki
- ケミカルバイオテクノロジー 分野
略歴
1997年 9月 | ニューヨーク州立バッファロー大学 助教授 |
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2001年 8月 | ニューヨーク州立バッファロー大学 准教授 |
2003年 4月 | 東京大学先端科学技術研究センター 准教授 |
2005年 1月 | 東京大学先端科学技術研究センター 教授 |
2010年 4月 | 東京大学大学院理学系研究科 教授(兼) |
研究分野
当研究室では、有機化学の考え方と技術を生物学に取り入れることにより、これまで解決が困難であった研究課題に挑戦しています。また、サイエンス(科学)とテクノロジー(科学技術)のバランス良い研究を推進することで、新しい概念を築くような科学的知見の獲得、汎用性の高いバイオテクノロジーの開発、そして創薬にまで繋がるような奥行きのある研究をしています。
さらに、切磋琢磨できる研究環境をつくり、独創的で国際感覚に溢れた人材の育成を目指しています。現在推進している研究は下記の 通りである。
1)特殊ペプチド創薬:天然物で単離されるようなペプチドの主鎖あるいは側鎖骨格に修飾のかかった特殊ペプチドを翻訳合成し、1兆を超える種類の特殊ペプチドからなるライブラリーから標的蛋白質に強力に結合する特殊ペプチドを、迅速に探索する技術RaPIDシステムを開発した。この技術を駆使し、様々な薬剤標的に生理活性を示す特殊ペプチドを発見することで、次世代医薬品の開発に導く。
2)翻訳系エンジニアリング:遺伝暗号リプログラミングを推進する上でより高い効率で種々の特殊アミノ酸を導入できる翻訳系の構築をおこなう。
3)擬天然物の翻訳合成:翻訳系と修飾酵素を組み合わせ、非ペプチド骨格をもつ擬天然物のワンポット合成系の確立を目指す。
さらに、切磋琢磨できる研究環境をつくり、独創的で国際感覚に溢れた人材の育成を目指しています。現在推進している研究は下記の 通りである。
1)特殊ペプチド創薬:天然物で単離されるようなペプチドの主鎖あるいは側鎖骨格に修飾のかかった特殊ペプチドを翻訳合成し、1兆を超える種類の特殊ペプチドからなるライブラリーから標的蛋白質に強力に結合する特殊ペプチドを、迅速に探索する技術RaPIDシステムを開発した。この技術を駆使し、様々な薬剤標的に生理活性を示す特殊ペプチドを発見することで、次世代医薬品の開発に導く。
2)翻訳系エンジニアリング:遺伝暗号リプログラミングを推進する上でより高い効率で種々の特殊アミノ酸を導入できる翻訳系の構築をおこなう。
3)擬天然物の翻訳合成:翻訳系と修飾酵素を組み合わせ、非ペプチド骨格をもつ擬天然物のワンポット合成系の確立を目指す。