研究者一覧

  • 准教授Associate Professor
  • 武見 綾子TAKEMI AYAKO
  • グローバル合意形成政策 分野
E-mail
takemig.ecc.u-tokyo.ac.jp
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略歴

2011年 3月 東京大学法学部 卒業
2013年 3月 東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻修士課程 修了
2013年 8月 イエール大学 客員研究助手(交換留学)
2017年 8月 世界開発センター 客員主任研究員
2017年 9月 東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程 修了
2018年 世界銀行 コンサルタント
2019年 5月 ハーバード大学公衆衛生大学院専門職修士課程 修了
2019年 8月 マッキンゼー アンド カンパニー
2021年 世界保健機関 コンサルタント
2021年 4月 東京大学未来ビジョン研究センター 特任研究員
2021年10月 科学技術振興機構 さきがけ研究者
2023年 2月 東京大学先端科学技術研究センター 准教授

研究分野

昨今多くの課題は国境を超え、これらへの対処は国際的な協調行動ないし調整なしには困難です。さらに、新興分野も含む科学技術の発展は、AIやサイバー分野にみられるようにガバナンス態様のさらなる複雑化を招いています。

本研究室では、グローバルな課題、また複雑化する諸課題への対処を念頭に、以下の分野を中心に研究を行っています。

  1. グローバル合意形成政策
    新型コロナウイルス問題などのように、国境を越える諸課題に対応するための国際的調整行動や合意形成、及びその履行確保に関する研究。
    経済安全保障の確保•強化への思惑を含む背後にある政治力学に着目しつつ、日本の役割も重点的に分析する。また、こういった課題へのアプローチの前提となる情報収集の動態及びその利活用に関わる政策・規制について検討する。
  2. 科学技術政策
    日本の科学技術力の基盤強化に向けた政策に関する研究。
    特に「グローバル合意形成政策」で検討した日本の役割等を踏まえ、産学連携を含むイノベーションエコシステムの動態及び投資戦略を中心に分析する。
  3. 知識•研究の政策活用
    政策形成プロセスにおける、知識ないし情報の利活用に関わる研究。
    Evidence Based (Informed) Policy Making と呼ばれる分野での研究及び実務的蓄積を前提に、グローバルな諸課題を含む複雑化する社会の動態に対応した政策形成に、広義の「エビデンス」が反映されるための条件について検証する。

キーワード

グローバルガバナンス、科学技術行政、経済安全保障、国際法、政策過程論

関連情報

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