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ニュートリオミクス・腫瘍学分野 大澤研究室

ニュートリオミクスを駆使してがんの病態を解明し治療戦略を確立する

がんを悪性化する生理活性がん代謝物の同定

がん細胞は過酷ながん微小環境に応じて生理活性がん代謝物(オンコメタボライト)を蓄積しがんの増殖・浸潤・転移などがん悪性化に寄与することが知られている。未知のオンコメタボライトの同定と機能解析を行っている。

 

がん微小環境におけるがん代謝適応システムの解明

がん細胞が低酸素・低栄養・低pH など過酷ながん微小環境で悪性化を獲得することが知られている。これまで独立したパラダイムで研究されてきた糖質、脂質、アミノ酸にわたる多重のがん代謝適応システムの解明を目指している。

 

「ニュートリオミクス」を駆使した治療法の開発

栄養を起点としたゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボロームのオミクス統合解析から、がん微小環境の変化に伴った転写・代謝システムを捉え、がんの進展に寄与する分子機構を明らかにし、新たながん治療法を開発に繋げる。

  • 多階層オミクス統合解析からがんの病態を解き明かす

    多階層オミクス統合解析からがんの病態を解き明かす

  • 多細胞連関-シングルセル-オルガネラレベルの解析

    多細胞連関-シングルセル-オルガネラレベルの解析

  • 核内受容体-DNA複合体の分子動力学

    核内受容体-DNA複合体の分子動力学

ミニコラム
大澤研究室では、「がんを悪性化する生理活性がん代謝物の同定」、「がん微小環境におけるがん代謝適応システムの解明」を軸として、ゲノム・エピゲノム・トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボロームの多階層オミクス情報を統合してニュートリオミクスの視点から新規がん治療法の開発に繋がる研究に取り組んでいます。
また、代謝変動による細胞小器官(オルガネラ)制御機構に関する研究も推進しており、生体レベル、1細胞レベル、オルガネラレベルでの生命現象の理解を目指します。大澤研では様々な分野から先生や学生が集まっており、多角的な視点を持って、日々楽しく研究をし ています。新たながん治療法の開発につながる研究を一緒にしませんか?
当研究室や研究内容や共同研究にご興味のある方からのご連絡をお待ちしております。

メンバー

  • 大澤 毅 准教授
  • 専門分野:がん代謝学、システム腫瘍学、血管生物学
教授(兼務) 和田 洋一郎
特任教授 田中 十志也
特任准教授 山下 雄史
特任助教 安藝 翔

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