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ニュートリオミクス・腫瘍学分野  大澤研究室

ニュートリオミクスを駆使してがんの病態を解明し治療戦略を確立する

新しい栄養学「ニュートリオミクス」の視点からがんの治療に生かす

これまでの栄養学に基づき、がんでは、糖質、タンパク質、脂質はそれぞれ独立したパラダイムで研究されてきました。しかし、最近のがん代謝の研究から疾患栄養学の概念は大きく変わろうとしています。これまで別々に扱われてきた糖質、タンパク質、脂質は、アセチルCoAやケトン体などの中間代謝物を介して相互補填し代謝に影響を及ぼすことがわかってきました。これまで私たちの研究室では、がん細胞が低酸素・低栄養・低pHの過酷ながん微小環境で悪性化を獲得することを明らかにしています。私たちの研究室では、ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボロームの統合解析から、がん微小環境の変化に伴ってエピゲノムと代謝が変化し、がんの進展に寄与していることを明らかにしており、これらの研究から新たな治療法の確立を目指しています。
私たちの研究目的:
(1)新しいオンコメタボライト(がん代謝産物)を同定しがん治療に活かす。
(2)糖質・脂質・アミノ酸欠乏におけるがん適応機構を明らかにし治療に活かす。
(3)新しい栄養学「ニュートリオミクス」の視点からがんの予防と治療に活かす。

このように、多階層オミクス解析と新しい栄養学「ニュートリオミクス」の視点から、転移や再発した進行がんに対する新たな治療法を見出すことを目指しています。

がん悪性化に伴う糖・脂質・アミノ酸欠乏に対する多重の代謝適応機構の図
がん悪性化に伴う糖・脂質・アミノ酸欠乏に対する多重の代謝適応機構
がんの微小環境における栄養とオミクス統合解析の図
がんの微小環境における栄養とオミクス統合解析
(栄養 +オミクス統合解析=ニュートリ・オミクス)

メンバー

  •  大澤 毅 特任准教授
  • 専門分野:がん代謝学、システム腫瘍学、血管生物学
<2020年5月現在>

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