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附属包摂社会共創機構

越境と共創が生むインクルーシブな社会

多様性の尊重と人口減少の時代には、性あるいは国籍・文化的な多様性を持つ人々はもちろん、障害・疾患・高齢などにより治療や支援が必要な個人、子育て世帯や家族の介護を要する世帯の個人など、幅広い背景のある人材を雇用した上で、教育・研究に資する大学組織を活性化して成功に導く運営モデルが求められています。附属包摂社会共創機構では、異分野融合による社会課題解決を目指し、多様な特性のある人々が世界トップレベルの研究や教育へ参加し成果を上げることができる共創の場と研究・実践活動を行います。
具体的には、本機構は、当事者研究やアートデザインを軸とした「多様性が構成員によって深く共感され心理的安全性を確保された上で包摂される組織文化」を醸成する「①カルチャー・アート部門」、多様性のある教職員へ、時間や場所に縛られず専門的・スポット的な労働機会と、多面的かつ質の高い支援の組織的提供を可能とする「②雇用・支援システム部門」、ラボラトリーオートメーションやインクルーシブデザインの技術により、国内・海外の遠隔地からでも、寝たきりの状態でも、高度な実験・研究への参加を可能にする「③先端包摂テクノロジー部門」、障害やニューロダイバーシティを包摂するインクルーシブ教育の理念と手法により、障害や能力の凸凹のある多様な人材を排除せず歓迎し、持てる力を伸ばし育て、力強く支える「④教育システム部門」、さらに、これまで独立していた異領域の連携と協働を促進する「⑤連携促進部門」の5部門により、インクルーシブな雇用と教育の社会実装を柱に、カルチャー、システム、テクノロジーの観点が統合された機構を構築します。
さらに、本学の多様性包摂共創センター(IncluDE)と連携し、学内に多様な人材の新たな雇用と教育、活躍の場を実現しつつ、地域共創・連携の枠組みを通して、全国各地への社会実装を通じた社会課題解決を同時に推進します。

Co-creation towards an inclusive society

包摂社会に向けた共創

メンバー

  • 近藤 武夫 教授
熊谷 晋一郎 教授
並木 重宏 准教授
太田 禎生 准教授
吉本 英樹 特任准教授

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