研究成果 2023年一覧

微小な識別子マテリアルの計算論的デザイン手法を開発
―ミクロなバーコード生成から細胞のマルチモーダル情報統合へ―

• 太田 禎生

宇宙X線を捉える大型ミラーの製造技術を確立
―精密電鋳法の開発によりミラーの高精度化に成功―

• 三村 秀和

光合成反応における光損傷と修復のメカニズム解明
―傷ついたタンパク質を見つけて分解するしくみを明らかに―

• 斉藤 圭亮
• 石北 央

エポキシ樹脂内部のナノスケール不均一性は機械特性を変化させる
ーマルチスケール解析手法の開発と応用ー

• 山下 雄史

機械学習で化学反応を解析・予測する
ー化学反応を起こすための原子レベルの条件を自動検出ー

• 山下 雄史

根を成長させる細胞群の振る舞いをつぶさに計測しその変化を明確に提示する技術を開発
―自動顕微鏡・人工知能・人間拡張工学の融合で実現－

• 稲見 昌彦

大きくなったがんを消失させる抗体ミメティクスの制癌剤結合薬の製造方法を開発
―マウス実験で乳がんの消失に成功―

酸性腫瘍環境におけるがん促進性代謝物の発見
―酸性環境でアセチル化ポリアミンが 免疫細胞浸潤を介してがん悪性化に関与する―

• 大澤 毅

オルガネラを介した新規酸素センサーの発見
―腫瘍悪性化に関与するがん促進性免疫細胞の代謝制御機構―

• 大澤 毅

昆明・モントリオール生物多様性枠組の達成に向けた
全球生物多様性観測システム(GBiOS)の構築

• 森 章

イプシロンニアゼロ材料における磁気光学効果の増強を発見
― 新しい磁気光学材料の可能性を拓く ―

• 岩本 敏

高分子溶液系の相分離の謎を解明

高性能ガラスシミュレーションモデルは現実を反映するか ―低温液体で現れた、予期せぬ構造化―

イオンごとに水のダイナミクスへ与える影響が異なるのはなぜか ―イオン溶液の挙動を統一的に説明―

自閉スペクトラム症の知覚を体験することでネガティブな感情が改善される

• 熊谷 晋一郎

いまと未来の社会に必要な自然環境を把握するための課題と解決策

• 森 章

光スイッチングラマンプローブによる超解像イメージング
―生体内の複雑かつ微細な構造を観察する手法を開拓―

• 小関 泰之

T細胞応答を抑制するがん代謝物（オンコメタボライト）を発見
―がん免疫療法における新規治療標的としての期待―

• 大澤 毅
• 柳井 秀元
• 谷口 維紹

ドラム演奏で簡単に認知症重症度をスクリーニング
―認知症があっても「できること」で機能評価―

• 檜山 敦

コロイドゲルはどのようにして固まるのか？

富山湾に襲来する極端振幅波浪の強制メカニズムを解明
―2008年寄り回り波に大気寒冷渦が影響―

反強磁性体におけるトポロジカルホール効果の実証に成功 ―磁気情報の新しい読み出し手法としての活用に期待―

• 有田 亮太郎
• 野本 拓也

結晶にはないガラス特有の粒子の微小な動きの起源を解明

酵素発現領域を染め分ける高感度ラマンプローブの開発 ― ヘテロな生体組織での多重酵素活性検出へ向けて ―

• 小関 泰之

重症拡張型心筋症の病態を解明し新たな治療標的を同定 ― モデルマウスおよびiPS心筋細胞を多面的に解析 ―

• 油谷 浩幸

高齢者施設でのVR旅行で視空間能力と頸椎可動域を改善
― 視空間機能障害のリハビリテーションに役立つ可能性 ―

• 檜山 敦

「未来戦略LCA連携研究機構」2023年4月1日発足
―LCA研究者を結集、先端科学技術研究者とともに未来社会をデザイン―

RNA修飾と代謝性疾患の関係性
―生活習慣病の新たな治療法や予防法の開発に期待―

• 酒井 寿郎

室温で駆動する新しい量子トンネル磁気抵抗効果の発見
― ピコ秒帯域で駆動する超高速・高密度・低消費電力メモリの開発へ大きな一歩 ―

• 有田 亮太郎
• 野本 拓也

繰り返し配列のDNAがヘテロクロマチン化される仕組みを解明
～40年来の謎に答える新しいモデルを提唱～

• 油谷 浩幸

逆回転する円盤の混合系が乱流を引き起こし相分離するしくみを解明